水中ドライ溶接NEPSYS

水中ドライ溶接を可能にするのが、habitat(ハビタット)と呼ばれる特殊装置です。専門ダイバーが水中で作業を行う際、溶接が必要な部分にhabitatをかぶせ、特殊ガスを用い温度(予熱や後熱)や気圧などをコントロールすることによって、溶接に理想的な環境を整えます。その後、無水素状態となった空間に特殊な溶接棒を差し込み、溶接作業を行うことで圧倒的な高品質を実現します。公的な機関による非破壊検査(NDT)の結果、その溶接品質は陸上のドライ溶接と比べ同等またはそれ以上であることが証明されています。

habitatを使った水中ドライ溶接の様子
ケースによって、さまざまな形状にカスタマイズすることができる